あい

ワース 命の値段のあいのネタバレレビュー・内容・結末

ワース 命の値段(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーのように淡々と描かれている作品。エンタメ作品ではないので映画に娯楽性を求める人には向いてない。何のために主人公は基金プログラム設立に手を貸したのか被害者のリーダー的存在であるスタンリー・トゥッチがどうして意見を変えたのか私にとっては分かりにくくて感動しなかった。ホワイトボードの申請率80%の目標について説明があると良かったなと思った。後から調べると遺族からの訴訟が相次ぐと遺族側が有利なので訴訟金額だけでアメリカの経済を壊滅させかねなくて、そういった事態を回避するための根拠のある数字だったと分かった。主人公はアメリカ経済を救ったヒーローだと言えるのにこの描写の仕方では、そこまで感じられずその点がとても残念だった。
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