このレビューはネタバレを含みます
とても好きなタイプの作品。
同じく実話を基にした私の好きな作品「スポットライト 世紀のスクープ」に続き、マイケル・キートンとスタンリー・トゥッチが共演。
語りたい点はいろいろありましたが、シンプルな感想としては、ただ計算式からこの金額ですって言われたら反発する人ばかりだったのが、しっかり時間をかけて話を聞いてもらった上でこの金額ですって言われたらほとんどの人が納得してくれたということは、結局人々が求めているのは難しいことではなく、ひとりひとりに向き合う真摯な姿勢なんだということです。
これはすべての人間関係において大切なことなので、私も(特に、雑な対応になりがちな家族と接する際に)日々心がけなければと強く思いました。