トロント国際映画祭にて。
「燃ゆる女の肖像」のルアナ・バイラミの監督デビュー作、兼脚本出演。
ソフィア・コッポラっぽいガールズムービーにシリアス混じり。
コソボに暮らす3人の女の子たちの友情と絆、自由を求める姿、後戻りできない覚悟。
ここに住むのはまるで刑務所にいるようだと語る彼女たちの生活はそれぞれワケあり。
両親を亡くした子、ヒモのような旦那に暴力をふるられる子、彼氏がギャングに絡んでる子。
窮屈で苦痛な現実から逃避して、仲良しだけであの丘へ。
ルアナ・バイラミはパリからやってきた女の子役。コソボに住む3人に一人投入されて、何か反応が起こるかと思って見ていたが、彼女は映画のほんの一部だった。あくまで3人にフォーカスしていた。
キラキラしたガールズムービーのなかにコソボの小さな町に囚われた女の子の叫びがある。
見終わってみるとタイトルが確かにそれを表しているなぁ。
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