世界は僕らに気づかないのかえるのレビュー・感想・評価

涙の量と映画の評価が比例しているだなんて思わないけれど、久しぶりに泣きました。しかも、かなり。単純で先が読める物語展開ではありますが、必ずしも映画に奇想天外を期待しているわけではなく。何よりも、人の心は意外と単純。物と(物)欲が溢れた世界で、私達は「どう」幸せになるかを考えがちだけど(例えば収入とか着るもの、食べるもの、住む場所等)、「誰と」幸せになるか、誰となら幸せを感じることができるのかと云うスタート地点に、この映画は引き戻してくれる。

苦労が多くても、幸せを掴むことはできる。