このレビューはネタバレを含みます
試写会で鑑賞。
ついさっき見た映画のワンシーンを、終わりどきにちょっと思い出してなんだか笑えてきたり、泣けてきたり。登場人物と同じ時間を共に生きてるという感じがした。なんだか、微笑ましくて笑えてくるシーンが多く、本当に"ほっこりする"という感じで。最初は別れたところから思い出して、最後は2人が出会うところで終わる。このような作りになっていると、映画の前半で意味がわからなかったことが、後半になるにつれて少しずつわかっていく。この感覚が、他の恋愛映画よりもワクワク感を味わえるし、登場人物に対する思い入れが強くなると思った。良い意味で映画という感じがしなかった。あるところに住んでいる、人たちの日常をこっそり後ろから撮っているような感じがした。