このレビューはネタバレを含みます
すこ監督なんだな。
すこ人いっぱい出てんだな。
人と人との関係性ってこんな色んな種類あったんだな。好き、嫌い、仲良し、喧嘩中とかだけじゃなく、出会う前も別れた後も、ただすれ違ったり、すれ違ったことに自分だけ気付いてたり、そんなことを丁寧に見せてくれるだけの映画。
過去に遡っていく時間軸と聞くと陳腐でトリッキーに思えるが、ちゃんと有効かつ良い意味で地味。
マスクつけててコロナかったのもリアリティ○。マスクをつけてる葉の目が雄弁に語るラストすこ。心の声が聞こえて喜ぶ葉もすこ。
「嬉しいことって何？」「成田ですね」
「どこかでお会いしたことありましたっけ？」
思い出すという作業の愛しさ。それは後悔でもなんでもない。『花束』より『ララランド』の前向きさを感じた。
何度でも踊ります。
