このレビューはネタバレを含みます
あぁぁぁぁ、久しぶりに出会ってしまった。
最高のラブストーリー。
そして最高にせつない。
伊藤沙莉演じる葉が可愛すぎる。できるなら友達になりたいし、私が男なら付き合って欲しい。一緒にいてずっと笑っていられそう。
そんなタクシードライバーの葉と池松壮亮演じる元ダンサーの照生。照生の誕生日7月26日だけを切り取り、2人の6年間を面白い構成で描くラブストーリー。2人の掛け合いが最高に可愛くて、ダンスのシーンやキスシーンはたまらなくきゅんきゅんした。
タイトルの意味がね、せつなくて。ラストは現実に戻された感が凄かったけど。現実はこんなもんかって。コロナ禍の今だからできた作品なのかもね。よく考えると私が大好きなラブストーリーはいつもハッピーエンドじゃない。せつないのが好きなのか。あ、ハッピーエンドじゃないって決めつけちゃダメだけど。幸せの形は人それぞれだね。でもさ、昔はああだったなーって誰でも思い出すよね。その度にせつなくなってさ。途中までよくわからなかったけど、構成に気付いた時めちゃくちゃ面白いと思ったし、わかった上でもう一度観たいと思った。これDVD買っちゃうやつだー！！最高。松居大悟監督作品は色々観てるけど傑作です。伊藤沙莉好きなんだー。あのハスキーボイスが好き。あと、タクシードライバーのおじさんの気遣い100点満点！
