金曜の仕事終わり、眠くなるかもなと思いながら観に行ったがずっと釘付け。
基本喋りっぱなしの伊藤沙莉とそれを静かに聞く池松壮亮の関係性が、自分とパートナーとの普段の様子と似ていて恥ずかしくなった。ケーキを私がバクバク食べてパートナーはいちごだけ食べるところも。
バーとまり木での、吹くとビヨーンとのびるおもちゃで頬をさすシーンで笑い、そのあとの水族館で「私たちって今どんな感じですか？」で恋愛超初期のむず痒さを感じ。伊藤沙莉のセリフがいちいちツボだし、いちいちかわいかった。
『花束みたいな恋をした』でもそうだけど、お酒片手に夜道をあてもなく歩いた相手ってとても記憶に残ると思う。数年後その場所に行った時、「あ、この道あの人と歩いたな」ときちんと覚えている。自分の過去の経験をちょっと思い出した。
