同じ場所で違う時間を繰り返す定点観測の構成
二人の関係性の決定的な場面を追う訳ではなく誕生日以外の364日は余白なのがこの映画の面白いところ
俳優陣の演技もいいし、あまりにも自然過ぎて映画の中の世界に心持っていかれちゃった
正直、思い出しても何にも思わない(なんならなかったことになってる)、もしくは思い出したら辛くて泣けてきちゃうような恋愛経験しかしたことがなくて、"ちょっと思い出しただけ"には済ませられない
でもこのふたりはきっとそうじゃなくて
今はファンでもなんでもなくて聴かなくなっちゃった、何年も前に聴いてた音楽を久しぶりに聴いたとき、やっぱりいいなあと思いつつ次の日にはまた今好きな音楽を聴いているような感覚？
映画館出た後、何年も前に聴いてたぬるい邦楽をひっさしぶりに引っ張り出して聴いて帰った
