2022年19本目、劇場4本目の観賞
東京国際映画祭観客賞受賞
松居大吾監督
池松壮亮、伊藤沙莉 主演
見終わった後感じたのは、こんなもんかってのが正直な感想だった
前評判で良いのは当然知っていたからだ
だが、映画終わってから数十分経ってからだろうか
なんかとんでもないものを見たのでは?
という気がしてきたのだ
忘れ難いシーンが沢山あった
年に何本映画を見てもこのシーンは忘れないと言える場面が複数ある
これは男女の始まりと終わりを描いているように見えて
2人の人間の人生の断片を見せてくれてるんだなと気づく
大抵の人は今作の終わり方に異様な納得感を覚えるはず
内容だけじゃない
演技もえげつない
どんだけ長回しすんねん
この演技力怖すぎる、上映で使ったのは何テイク目だったのだろうか?
そしてタバコね
映画といえばタバコ
煙がいい味出してるわ、そして気持ち良さそうに吸うことこの上ない
上映が終わってからは、ただひたすらクリープパイプにお世話になってる
恐らく今年、今作以上の作品に劇場で巡り会えないのでは?
そう思ってしまうくらい
映画はもう終わっているのに作品に感覚を支配されてる
松井大吾監督の中でもかなり正統派よりの作品であり、彼らしさは少し失われてるが、大衆受けしやすい作品に仕上がってる
傑作という言葉で表せないくらいの
傑作