池松壮亮と伊藤沙莉のラブストーリー。
2人のキャスティングだけで、おもしろくなりそう。
ある1日にスポットを当て、その日を遡るようにシーンが紡がれる構成です。
二度と戻れないけれど、宝物のような記憶を、ちょっと思い出すだけ。
東京の街は、直接見るより映画に映ったほうが美しい。
コロナ禍、タクシードライバーの葉(伊藤沙莉)は、こじゃれたマスクをつけてお客を乗せてます。
ある男性客がトイレに行きたいと言い出したため、近くの劇場に車を停めました。
そこで、偶然に元カレ照生(池松壮亮)をみかけます。
誰もいない舞台で踊る照生は、足を怪我してダンサーの夢を諦めたはず。
照生の踊る姿をみて、何年か一緒に過ごした照生の誕生日の7月26日を回想します。
2人で一緒にケーキを食べたり、夜の水族館で貸切デートしたりと、楽しかったことばかり。
しかし、2人の気持ちはいつしかすれ違い、やがて別れることになりました…