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麻希のいる世界のYARUSENAKIOのネタバレレビュー・内容・結末

麻希のいる世界(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

音楽が良すぎる。
向井秀徳の鉄っぽいギターのバッキングとアルペジオがたまらん…!それを麻希という人物がギター持って歌ってるのがバチッ!!とハマってくる。
あと構図とアングル、映像が良い。10代の感傷やら虚無感を通して見る風景を見せられているキブン。
海辺で寝転がるふたり、空に手を挙げる、自転車の後ろ姿、などなど好きなシーンがいくつもある。
男に抱えられて夜に消えていくシーンが重くつらい…
最後に由希が倒れて涙が流れるシーンはとても美しいと思った。

話の展開はちょっと無理ある気がしたけど、由希が声を失い、麻希が記憶を失うっていう設定がないとあのラストに至らなかったのかと思うと、まあ必要な流れだったのかなと。

関係ないけど愛流、窪塚洋介と喋り方似すぎてないか??機嫌悪すぎて笑ってしまった。なんとなくGOでも観てるような気になった。
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