人に執着したくない
去る者は追わず来る者も偶には拒む
そんな私の生き方とは正反対の由希の生き方
でも子供時代から難病を抱え
生き続ける為に全てを我慢してきた由希が
命懸けで麻希を愛し彼女の才能を開花させようと突っ走った日々は
最高に幸せで充実していたのだろう
監督のインタビューに同感しかない
正体の見えない苛立ちと不安に全方向怒っている二人の衝動と愛情
賛否あるし二人の行動は不可解で破滅的かもしれない
でも私は大好きな作品
作家性が濃く出て尖った作品が好き
監督のインタビュー
正しくも美しくもない
圧倒的に「強い」映画で在りたい
善悪の彼岸を突き抜けていく様な
激しい感情の渦巻く映画で在りたい
私も求めているのはそんな作品だ
10代で観たビスコンティの”若者のすべて”や石井そうご監督作品の様に
座席から立ち上がれない程
私を打ちのめして欲しい
万人受けして評判が良かった”さよならくちびる”は
悪いけど全く心が動かなかった
私の好みは圧倒的にこっちだ
息子が生まれた年の”月光の囁き”と”害虫”のリバイバルも
是非観に行きたい!
刈谷日劇で上映予定だし😃