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叫びとささやきのu5p9pihyのレビュー・感想・評価

叫びとささやき(1972年製作の映画)
5.0
最近名作しか見ないから、スコアが全部5.0になっちゃって全然意味ない。
家の壁が赤なのって思った以上に異様。皮膚の光が当たる部分から影にかけての境目が全て赤色になってて、血液がべっとりついてるのを常に連想させられる。ブレイマンの映画全てにおいて、ドレスの裾のあり方が美しい。本当に、ドレスの裾からの流れに沿って存在する空間が眼福。衣装も死ぬ前と死んだ後で白と黒で分かれてて、余計赤い壁だと白と黒の印象が独特になる。1番年上の姉の演技力には圧倒された。物語的には野いちごみたいにうまくまとまった感じはないけど、3姉妹の精神的な方向性の行き違いやバラつきはすごく表現されてて感動した。まとめるような内容でもないだろうし。
なんで早く見なかったんだろう。。
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