叫びとささやきの作品情報・感想・評価

叫びとささやき1972年製作の映画)

VISKNINGAR OCH ROP

上映日:1974年01月12日

製作国:

上映時間:91分

ジャンル:

3.8

『叫びとささやき』に投稿された感想・評価

半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.0

姉妹をめぐるドラマは難解かつ抽象的すぎて内容を把握できなかったが、それでも赤を基調としたショッキングな色彩感覚や登場人物はおろか見てる人間の心をも蝕むような撮影などベルイマン監督の刺激的かつ美しい映…

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19世紀末、病に伏す次女と看取る姉妹、侍女。その姉妹の確執を描く。長女と三女が和解するシーンのただならぬ不穏さにゾクゾク。

赤い壁、赤いカーテン、赤いシーツ…なぜか子宮の中をイメージした。
ベルイ…

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仙台では、永らく今で言うミニシアター系の作品を上映するロードショー館はなかったようだけど、ようやくシネマ仙台がその役割を果たすことになって観られるようになった作品だったかな。

本作は、キネ旬ベスト…

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山田

山田の感想・評価

4.2

予備知識ゼロで観たのでこんなに怖い映画とは思わなかった。長女がベッドで"ある液体"を口に塗りたくるシーンには只々戦慄。アリ・アスターが『ヘレディタリー』の撮影前に本作をスタッフに観せたという話を後か…

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necoko19

necoko19の感想・評価

3.0
こうして叫びもささやきも沈黙に帰した。赤と白が印象的。三姉妹と召使の複雑な関係。ゴシックホラーのような、昔の英米文学のような雰囲気が好きだな。
食パン

食パンの感想・評価

4.8

ある屋敷の中で、ひとりの女が病気で死にかけている。女は三姉妹のうちの次女だった。長女と三女、そして召使のアンナは、夜も交代で次女に付き添う。しかし、看病の甲斐なく女は息絶え…

すべてのシーンが屋敷…

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スルガ

スルガの感想・評価

3.7
死と孤独。

ある屋敷の三姉妹と召使いの女性を描いた作品。

愛に縋り、孤独になっていく様が描かれている。真っ赤な部屋がとにかく印象的だった。
Uえい

Uえいの感想・評価

3.0

時計の針のアップから始まり、時刻は分からないが時の経過だけをビジュアルで見せていて驚く。そして、カラーだけど白と赤を基調にした二色使いが鮮烈だった。

あるお屋敷に住む三姉妹の次女アングネスは重い病…

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とっても久しぶりのベルイマン♪

真紅の壁と白いドレス。
愛と苦しみ。
女たち。

顔のドアップ。
女たちの立ち位置。
場面転換時の赤と囁き声。

なんとも独特な空気が流れる。

ギスギスしているわ…

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画面いっぱいの赤と物語全体に横たわる血、血縁、肉欲の赤のイメージ
結局「東京物語」ってことですかね?
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