叫びとささやきの作品情報・感想・評価

「叫びとささやき」に投稿された感想・評価

マ

マの感想・評価

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もう何もわからない カーリンがマリーアに本音をぶつける画の迫力 顔だけが浮き上がって見える 息遣い 東京物語感がある 血縁とは
極端に苦しい現実に、救いでもない現実から離れた事象で、ずっと、オエッ……ってなってしまった。描かれている以上に残酷なのがなんとなく感じとれてしまう。
上流階級の雰囲気に圧倒的な赤さ、絵画みたいだ
女王陛下のお気に入りはめちゃくちゃこれに影響を受けている.

次女は日記で書き遺しているように二人の姉妹に感謝し良く思っていたが、姉妹二人の方はそうでもなかった. よくあるっちゃある.
醜悪。貧相なクローズアップ、ズーミング、叫びとささやき演技、血の描写、ただただストレスを感じ続けるだけ。
MadKazuMax

MadKazuMaxの感想・評価

2.9
音声解説をつけながら、観たい。

極端に情報量の少ない中、冷え切った上流階級の家族関係を延々と魅せられる苦痛の90分。

殆ど喋らない登場人物達の、微小な表情の変化や仕草から、背景や感情を読みとらなければいならない、観る側の想像力が求められる作品。
その割に、観る側の努力を突き放すような淡白でチャンチャン的な、ラストカット。

一杯、1万円くらいの味のしない、蕎麦を食べさせられている気分。

映画通を唸らせる、ベルイマンの試練は、思っていたより険しい。
小野寺

小野寺の感想・評価

4.8
1回みただけだが正直入り込めなかった。とりあえずニクヴィストの撮影にこの点数をつけておくが…。ベルイマンは別に難解な事を語る作家ではないしこの作品も多分そうなんだとは思う。
とまと

とまとの感想・評価

4.2
映像、色彩、美しかったです。
白黒では分からない光が当たって透ける瞳の色、髪、微妙な質感、鮮やかな内装等やっぱりカラー映画は良いですね。
私は色彩に1番芸術性を感じるみたい。

お金持ちの三姉妹の話。
偽りとか嫉妬、孤独、心の奥底の感情。


召使いのアンナは絵画から抜けて出てきたような他の人とは違う美しさでした。

最後、家を出て行く時のマリアの表情が凄く印象的。偽りきれていない微笑み。

先にペルソナを見たんですけど、この映画の後に見た方がいい気がしました。
よりすんなりと物語に入っていけそう。
果糖

果糖の感想・評価

5.0
家庭内不和という近代以降の病理をテーマにした作品は様々な媒体で量産され続け、もはやいち人生の全てを消費に当ててもカバーできる範囲は限られてくるがそんな玉石混淆な制約のうちで、本作に触れる機会に恵まれてよかった。

画面を満たす赤色になんの象徴的意味を見出ださずとも、登場人物たちの交わす互いを刺すような会話の鋭さに戦きながら浸ればよいし、解釈で遊びたいならばいくらでも想像力を拡張していける懐のでかさ、そして充実しきって張り裂けそうなルックのことを幾度でも思い返し、見返せばよい。

こんなに生きるのがつらいならもう死ぬしかないなとなるうえに死んでからも全く追求は止まず、精神は極限まで追い詰められ虐め抜かれる。もはや陰惨というレベルを越えて聖性が宿っている。この映画が神秘的なのは、単純に死者が甦るからではない。

そんな徹底されたマゾ価値観と均衡するでかい愛が「叫びとささやき」にはアンナとしてある。あらゆる問いに回答はなく、ただただ引き裂かれた世界がある。本当に観た甲斐があった。
よ

よの感想・評価

3.5
後半寝てしまった。
人の表情に落ちる光や影が複雑で細やかで見とれる。
背景や、表情の陰影の作り方が絵画的で
魅力的に思った。
赤で覆われていて
室外の情報が影響がしづらい室内は
展開されて行く物語内の出来事を
どこか閉鎖的なものの写すようみえた。
私は死んだ。なのに眠れない
叫びもささやきもかくして沈黙へ帰した
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