叫びとささやきの作品情報・感想・評価

叫びとささやき1972年製作の映画)

VISKNINGAR OCH ROP

上映日:1974年01月12日

製作国:

上映時間:91分

ジャンル:

3.8

『叫びとささやき』に投稿された感想・評価

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“無意味の天国か。意味のある地獄か。 “

ベルイマンのカラー映画は何気に初。

血塗られた画。
真っ赤な映像はまさに地獄。
『サスペリア』的なホラーの雰囲気を感じつつ、『ペトラ・フォンカントの苦い…

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このレビューはネタバレを含みます

イングマール・ベルイマン監督の「叫びとささやき」は、戦慄的な、衝撃的な、ほとんど完璧といっていい、芸術的な作品だと思います。

19世紀末、スウェーデンの田舎の邸宅で、癌を病み、死期迫る中年の次女(…

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なし
3.9
画面はとにかく美しかったけど、女それぞれの苦しみが溢れていて悍ましかった
愛のようでいて偽りであるため、満たされない人たち
人間
4.0

インモラルな雰囲気とホラー的な緊張感を共存させるのが上手すぎる……
画面全体を彩る鮮烈な赤からは生と死、性、愛憎など作品のコンセプトが読み取れ、またどのショットを切り取っても絵画のように美しいのが印…

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ベルイマン作品ではこれが暫定ベスト!
メルヴィル監督のフィルムノワール「サムライ」と対になった映画なのかなとも感じます。青くくすんだパリの風景と孤独な男と死に対する、邸宅の赤い内装と孤独な女と死を全…

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4.2
このレビューはネタバレを含みます

アグネスを抱きしめるアンナのシーンは一枚の絵画のようで素晴らしかった◎姉と仲良しになりたいといいアグネスにも触れられるというけど結局は姉に触れたあの日はあの日という変わり身とアグネスからも逃げ出し、…

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大昔に見た映画。観た当時は大好きだった(当時だったら☆5)。それから映画の見方もかなり変わってしまい、今では☆4という感じかなあ。でも当時、大感激したのは良く覚えている。
更に現在の目で観たらどうい…

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sho
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触れるという行為の親密性、触れられるという行為への受容。この時期のベルイマンは特に人に触るという行為に特に関心があったのかな。鏡の中の女でも似たようなことやってたし。

リヴ・ウルマンに翻弄されるイ…

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強烈すぎてうまく飲み込めてない。
これで一本成り立たせて、かつただの雰囲気映画にならずしっかり重みを持たせて素人である此方を満足させられるのがすごい
必要な部分以外ほぼ無音で、静けさと映像が相まって…

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4.7

赤い壁をしつらえた邸には、長女カーリン、次女アグネス、三女のマリアの三姉妹と、アグネスの召使いであるアンナが住んでいる。

アグネスは病に侵されており、腹部から胸部のあたりが痛むのか、ぜえぜえと苦し…

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