姉妹をめぐるドラマは難解かつ抽象的すぎて内容を把握できなかったが、それでも赤を基調としたショッキングな色彩感覚や登場人物はおろか見てる人間の心をも蝕むような撮影などベルイマン監督の刺激的かつ美しい映…
>>続きを読む19世紀末、病に伏す次女と看取る姉妹、侍女。その姉妹の確執を描く。長女と三女が和解するシーンのただならぬ不穏さにゾクゾク。
赤い壁、赤いカーテン、赤いシーツ…なぜか子宮の中をイメージした。
ベルイ…
仙台では、永らく今で言うミニシアター系の作品を上映するロードショー館はなかったようだけど、ようやくシネマ仙台がその役割を果たすことになって観られるようになった作品だったかな。
本作は、キネ旬ベスト…
予備知識ゼロで観たのでこんなに怖い映画とは思わなかった。長女がベッドで"ある液体"を口に塗りたくるシーンには只々戦慄。アリ・アスターが『ヘレディタリー』の撮影前に本作をスタッフに観せたという話を後か…
>>続きを読むある屋敷の中で、ひとりの女が病気で死にかけている。女は三姉妹のうちの次女だった。長女と三女、そして召使のアンナは、夜も交代で次女に付き添う。しかし、看病の甲斐なく女は息絶え…
すべてのシーンが屋敷…
時計の針のアップから始まり、時刻は分からないが時の経過だけをビジュアルで見せていて驚く。そして、カラーだけど白と赤を基調にした二色使いが鮮烈だった。
あるお屋敷に住む三姉妹の次女アングネスは重い病…
とっても久しぶりのベルイマン♪
真紅の壁と白いドレス。
愛と苦しみ。
女たち。
顔のドアップ。
女たちの立ち位置。
場面転換時の赤と囁き声。
なんとも独特な空気が流れる。
ギスギスしているわ…
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