ハマオ

叫びとささやきのハマオのレビュー・感想・評価

叫びとささやき(1972年製作の映画)
4.7
人との繋がりを拒否して愛情を拒絶する長女、闘病中でもなお亡き母や二人やメイドとの繋がりを求める次女、愛情を拒絶する姉に手を差し伸べる三女、そこで働くメイドの4人の女性の物語。

赤い壁紙、白い服などを利用した巧みな画面構成、絵画を思わせる美しいシーン、4人の女性の憎悪と愛情などベルイマン監督らしい作品となっていて大きく満足できました。
監督特有の変態を感じさせる性描写もありますが、その一点だけを除けば監督の作品の中でも受け入れやすい作品となっています。
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