皆さんがレビューを書かれているのを見てこれは観なければと思い鑑賞。
最終作No Time To Dieを観た上で観ると感慨深かったです。
マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリら製作者としての作品に対する想いや主演のダニエル・クレイグのボンドを演じて思ったことなどを振り返る内容で非常に良かった。
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に選ばれた際にバッシングを受けていたのは知っていましたが、作品を観てもいないのに歴代のボンドとは違うからなどといった理由でメディアが袋叩きにするのは酷いと思いました。
ですがその悪い評価を自身の肉体美で評価をひっくり返すのが漢でしたね。
そして彼は間違いなく歴代のボンドとは違う新たなボンド像を確立したと思うし、ボンド映画の新たな可能性を見出したと思います。
昔の話ですがダニエル・クレイグが降板するという話を目にした時どんな内容かは忘れてしまいましたが当時の私は演じるのが嫌になってしまったのかなと感じたのを覚えています。
しかし本作でボンドの最後のカットを撮り終わりスタッフ全員の前で涙ぐみながらスピーチをしているダニエル・クレイグを見てしっかり愛を持ってボンド演じていたんだなということが伝わってきて嬉しかったです。