みおこし

ジェームズ・ボンドとしてのみおこしのレビュー・感想・評価

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)
3.5
15年に渡ってジェームズ・ボンド役を務めてきたダニエル・クレイグの裏側を追ったドキュメンタリー。

当初は世間からの猛反発を受けながらも、全く新しいジェームズ・ボンドとしてイメージを大きく一新。人生に葛藤し、苦悩する等身大のヒーロー像を体現したクレイグは、007史上最も“人間らしいボンド”と形容されるほどになりました。
キャスティングが彼に落ち着くまでの経緯に始まり、クレイグならではの役作り、各作品の観客からの評価の振り返り、そして最後の作品『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影の裏側…。ダニエル・クレイグという俳優がゼロから創り上げてきたジェームズ・ボンド像の裏にあったものを余すことなく我々に教えてくれる1本でした。ラストのクレイグの涙にまたぐっとくる…!本当にただただ15年間お疲れ様でした…!!
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