二葉

ホーンテッドマンションの二葉のネタバレレビュー・内容・結末

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

伸びる部屋とか、ずっと目が合う彫刻とか、永遠に続く廊下とか、廊下で蝋燭が揺れるのとか、ダイニングテーブルが置かれた部屋とかもう再現度が高すぎて(?)アトラクションそのまま過ぎてわくわくした!!音楽もアトラクションで流れるパイプオルガンの音楽もそのまま使われててホーンテッドマンションのアトラクション大好きな人間からしたらライドに乗ってる気分で映画楽しめた。椅子で滑って外に出されるシーンはアトラクションみたいでわくわくした😂

でもうるっとくる場面とコメディー場面の交代が早すぎて「えぇ、もっと泣かせて」「もっと浸らせて」って気持ちになる。最初の主人公と奥さんの出会い方も主人公が見る夢のシーンで終わってしまったし、亡くなり方も主人公が「こういうことがあったんだ。」って感じで語られただけで(亡くなるシーンが必要とは言わないけど)その前後の描写がなかったし、悲しみに対して中途半端過ぎてイマイチ感情移入できなかった。人の悲しみが映画のキーになるのに、主人公と同じ悲しみを感じさせてくれないから映画にあんまり入れない。
二葉

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