劇中のヘッシャーみたいにニヤつきながら観ちまう映画。とは言いつつセンチな気分にもなる作品で割と好きや。まぁ全体的にとっ散らかってる印象はあるんやけどな汗。
パトカーにダイナマイト投げたり、勝手に人ん家に上がり込んでテレビ見たり、風呂入ったりするヘビメタ兄ちゃん。とっつきにくそうに見えて、実は心の優しいええ奴。中指立てて傍若無人に生きてるぶっ飛んだ若者をゴードン＝レヴィットが演じるんだから面白くないわけがない。彼が破天荒な男を演じることは、本作のオモシロ要素にかなり貢献してると思うわぁ。
頭のネジが一本二本どころやないけど、既成概念なんてもんが無いヘッシャーという特殊な人間にビンビン魅力を感じてまう。丸く収まって生きてるより、少しはタガを外して自由に生きたいもんや。本作の製作も兼ねてるナタリー・ポートマンが冴えない女性を好演。ヤッてる場面は結構ショックやったなぁ泣。
