PTKMW

わたし達はおとなのPTKMWのネタバレレビュー・内容・結末

わたし達はおとな(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「藤原季節は最低」というタイトルの方がしっくり来る、くらい藤原季節の役者っぷりが凄みを帯びてる作品
観終わった後に108分?!?!??一生くらいあったけど…てなるくらいず〜っと嫌でした、観る人全員の胃に穴開けようとしてる?
3種類のチンポコが出てくるけどいずれのチンポコもカス中のカスで、100%でないにしろ大部分の男性がその中に自分の姿が一部でもチラつくような説得力があるので「男の見る目がない」というような女性に責任転嫁する逃げ道も無く、地獄
定期的に観て自分を律する為の教訓と出来ればいいんだけど体調悪い時とかに観たら引力が強すぎて「もう無理かも…」てなると思う
長編監督作第1作目オリジナル脚本でこのクオリティの作品を構築するセンス、加藤拓也監督は一体何者なんだ…
時系列がフラッシュバック、フラッシュフォワード、フラッシュバックからのフラッシュバックて感じなのでちょい分かりづらい、セリフ以外でより視覚的に時系列を把握しやすい工夫があればなお良かったのでは、と言う点を除いて気になる点どころかすげえ…と言う点しかない良作でした
学生の一人暮らしの家にしては良いとこ過ぎない?という麻生の家も最後のシーケンスと劇団で演出する人の感性で必要な要素だったんだな、と腑が落ちました
あと山崎紘菜、TOHOガール卒業してめちゃくちゃ良い作品で良い演技してて良かったなぁ〜と思った
客層は8割方映画大好きおじさんでメインのターゲットもそこなんだろうけど2次ターゲットであるはずの20〜30代に広まればあっという間に今泉監督クラスに化けそうな実力のある監督の作品だな、と思いました
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