Tomo

わたし達はおとなのTomoのレビュー・感想・評価

わたし達はおとな(2022年製作の映画)
3.0
💥いいえ、あなた達はおばか💥



さて、いくつ自分に当てはまりますか?


<男性編>

①家事は一切やらない

②お泊まり旅行に行っても何もせずセックスだけして帰ってくる

③別れた後も元カノと一緒に住んでいられる

④彼女が妊娠して、自分の他にも相手がいると分かったら、DNA鑑定で本当の父親を突き止めることに必死になる

⑤避妊はしない

⑥すぐ怒りだすし、自分の都合の良いようにしか物事を考えない



<女性編>

①頼まれたり誘われたりしても嫌といえない

②自分の気持ちを隠して言葉にしない

③親が死んでもカレには言わない

④飲み会で出会った男を家に招き入れセックスしてしまうことがある

⑤妊娠してもカレにどうしたいと聞くだけで自分の気持ちを言わない

⑥気持ちが込み上げると泣き叫んだり吐いたりする



まあ、学生時代や20代なら、こんなことの1つや2つはあるよね!
っていうことだけど、要するにこの映画、この要素を全て盛り込んだ男女カップルの日常を描いたもの。


カレ氏の藤原季節さんがとにかくゲス。
ダメンズじゃないんだよな。
この映画、会話劇みたいなんだけど、藤原さんの話し方も会話の切り返しも全てキレッキレに腐ってる✨ステキ


対するカノ女の木竜麻生さん、このカレ氏のやることなすことに自分の気持ちをはっきり言わない。
とにかく感情を出さない🌀コワイ


だから、ラストでの攻防は、見応えがあったよ。っていうか泣きの修羅場だよね🧨


もしこれが時系列の通りに進んでいたら、多分クソつまらない映画だったかも。

敢えて時系列をバラバラにすることで、人物像にフォーカスがバシッとあたる構成になっていて、そこはいいなーと思った。



けど、ゲスいものはゲスい!

普通の日常でこんなことあるんだっけ?

ってプレイバックしても、何も思い出すことはない。 
それは僕が大人になったから🚬



………………本作ってカレとカノジョどちらが悪い?っていうのはまぢゲスな議論。
だって両方ゲスだから🤷🏻‍♂️
Tomo

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