無責任な誹謗中傷やめれ!という映画。16歳のJK ハンナが変態のおじさんに誘拐され、ひどい目にあいます。救出されますが、SNS やニュース番組でハンナにも悪いところがあったんじゃないか、みたいに中傷され傷ついていきます。
誘拐され、精神的に押し潰されているところに、メディアスクラムとネット上での攻撃。頭に来たハンナは、好き勝手に変な噂が出回るよりは、自分の口から真実を話そうと、NBC のニュース番組に出演し、インタビューを受けます。
ハンナを誘拐したおじさんは、ハンナの母親と弟を殺害した上で、ハンナを誘拐した鬼畜。思い出すのも辛い出来事ですが、ハンナはインタビューに応じます。
心の傷は長く残るでしょうが、少なくとも、無責任な噂や誹謗中傷に断固として対応したハンナは偉い。匿名で誹謗中傷する連中は、いつまでも繰り返しますが、ハンナは自分の顔をテレビにさらして、真実を語りました。すごい勇気です。
こういう犯罪の被害者は、匿名性の高いネット上などで二次被害にあいますが、被害者がどんな思いで闘っているかを考えると、心が痛みますね。
無責任な噂を拡散したり、犯罪被害者を誹謗中傷するのは、やめましょう。
ということで、実話ベースのいいテーマだったのですが、映画自体の出来は、うーん😔という感じでした。もっと良くできなかったかな?