中島晋作

よだかの片想いの中島晋作のレビュー・感想・評価

よだかの片想い(2022年製作の映画)
1.7
顔にアザがある。『dressing up』の少女も顔が変形して怪物と化したから、なにか監督のオブセッションのようなものを感じる。中島歩の俳優的なペルソナである「裏切り」「軽薄」を生かしたキャスティング。大学院に行くことで地獄をみる。そのことすら最後に、力強く肯定している。街灯と自動販売機の光は、常に人物を見守るように輝く。
中島晋作

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