よだかの片想いの作品情報・感想・評価

「よだかの片想い」に投稿された感想・評価

ERIKA

ERIKAの感想・評価

4.1
案の定、中島歩さんが役にハマりすぎてて圧巻。
「絶対このまんまですよね?」と思うほどのナチュラルさ。
ラスト、アイコとミュウ先輩の開放シーンの
長回しが幻想的で見入ってしまった。

キャストが全体的に最高で、
青木柚くんも池田良さんも手島実優さんもイメージ通り。

が、アイコが一人暮らしになってたり、
お母さんが出てこなかったり、
原作の芋っぽさや幼さは消えちゃってたかな。
まぁ城定さん脚本なので致し方ないかもだが。
そもそもアザがある地味な役柄とはいえ
松井玲奈って時点でかわいすぎて
若干イメージとはちがうかも。でもよかったです。
悲しいです。胸が痛いです。でも人を愛するとはそういうこと。

監督はわたしの安川有果! 脚本は天才、城定秀夫のコンビ!

ラストの長回しのあまりのすばらしさにガン泣き。屋上で二人の女性が踊りつつ、不意に松井玲奈一人になって空へーーおそらくよだかの星の光へ手を伸ばし、また踊りに戻る流れるような演出。ただ映画の力に鷲掴みにされる。
ヨラ

ヨラの感想・評価

-
撮影がほんとうに素晴らしいんですが、原田くん以外の登場人物に共感できなくて(共感できるできないからどうだというわけでもないけど)
メグ

メグの感想・評価

3.1
原作未読。

顔に大きなアザがある女性が恋愛を通してアザとも向き合うお話。

ここに出てくる逢坂という主人公の恋の相手が自分が苦手なタイプだったので、それに惹かれる主人公にどうにも共感できなかったのですが、お話の着地は非常に好きでした。
ここに着地するためのあのキャラクターだったのねと納得。

アザがあることで嫌な思いもしているけど、アザがあることで好きな人とも出会えた。そんな中、美容整形で消せることもわかる。

彼女が出した結論は柔らかくて好きです。
が、そこまでの時間が割とストレスがあって好き、とは言い切れないのがもどかしい作品。
YS

YSの感想・評価

-
2022/9/16
配給 ラビットハウス



記:
製作プロダクション 作品
プロデューサー
東京国際映画祭にて。

監督が「アイコと逢太のことをもう少し入れてもよかったのでは」と思ってらして、脚本家さんは「これでいい」ということで話し合いをしたそうですが、自分的にはやはりあのあともう少しエピソードがあった方がよかったんじゃないかなと思うんですよね。

テーマとしてはキャッチーだし、玲奈さんはよくこの役を受けたと思いました。
backpacker

backpackerの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

第34回 東京国際映画祭 鑑賞12作目

原作未読、事前知識なしで鑑賞。
今年のTIFFでは唯一となる、鑑賞後ティーチイン聴講ができました。

邦画に対して見識が浅いため、監督の安川氏は存じ上げませんでしたが、脚本が城定氏でビックリ。『アルプススタンドの端の方』の時に色々調べたばかりだったので、ご本人を見ることができ嬉しい限りです。

ーーー【あらすじ】ーーー
研究一筋の大学生・前田アイコは、生まれつき顔の左側に大きなアザがある。
顔にアザやケガがある人に取材したルポ・エッセイ集の取材を受け、その本の表紙になったアイコは、本の映画化の要望を受け、映画監督の飛坂と出会う。
アザのため恋愛を諦めていたアイコだったが、飛坂の人柄に惹かれ、彼に片想い。
飛坂もそれに応えるが、彼の最愛は映画のうえ、ルックスがいいこともあり、過去の女の影がアイコの視界にチラついた。
精神的に揺れるアイコは、コンプレックスと恋心に踏ん切りをつけるため、自分の思いを見つめ直していく……。
ーーーーーーーーーーーー

コンプレックスという猛毒は、些細なきっかけで心に刻まれ、その呪縛から容易には解き放たれないという、恐ろしい呪いです。
私にも、誰にも話したことのない身体的コンプレックスがあります。
それは、子どもの頃学校で、同級生からなんの気無しにかけられた言葉が原因。
その時に告げられた言葉によって初めて気づき、重石となってのしかかりました。
そのため、アイコの境遇には共感を覚えることもチラホラ。
そういう意味では、心に染みる映画だったなと思います。


ここからは若干ネタバレになりますが、ラストシーンについて記載します。
ラストシーン、アイコと研究室の先輩の美和は、夕陽の沈む大学の屋上で、二人で踊ります。
このシーン、カットを切らない長回し、寄って引いてのカメラワーク、そして美しい夕陽の灯りに照らし出され、とても幻想的です。
人生に暗い影を落としてきた"アザ“というコンプレックスを自分なりに受け入れ、同時に飛坂との関係に終止符を打ったアイコの開放感を表現する、本作最後にして最高に印象深い画力溢れる名シーンとなっております。

ここで、ラストシーンから少々遡ります。
コンプレックスの源泉たる"アザ"に対して、いつでも無くせる・隠せる存在であると再認識し、"アザ"の存在が他者を見る目を養うフィルターとなっていた事実を自覚したアイコ。
"アザ"を通して見ていた世界は、それを失うことで消えてしまう?という疑問から、欠点・コンプレックスを、美点・特徴へと昇華する道筋を見出します。
(美和先輩の大火傷事件も、彼女の気づきを確たるものにする大事なエピソードとして盛り込まれます。)

新しい自分に変われるきっかけを得たアイコは、短期間で「自分が自分じゃなくなるみたい」な体験をさせてくれた飛坂が、これからも一緒にいられる存在なのか?という不安に確信を持つ必要が生じます。
なぜなら、彼は"自分にアザがあるから"目を留めた、アイコその人を見てくれている人。しかし、アザを失ったアイコを見ても、アイコに魅力や興味を抱き続けるのか、全くわからない人でもありました。
現に彼は、映画を通して愛情表現する人物であり、アイコに愛情と寂寥を与える魔性の存在だったため、アイコは悶々としておりました。

だからこそ、薄暗い部屋に物理的に"閉じ込められる"という体験をし、〈部屋から脱出するためにドアのガラスを打ち砕く=殻に閉じこもっていた自分を変えるために、呪縛を打ち砕く〉というイニシエーションの締めくくりは、飛坂との電話→決別となるのです。
飛坂との決別は、「寂しい、会いたい」「ごめん仕事で抜けられない」「もういいサヨナラ」という、まあ、なんつーか……一見すると、個人的に苦手な恋愛至上主義風なやりとりで不満なんですが、〈儀式の代償に血を伴う〉というのは結構好きで、総合的に見てグッド。

こうして、ようやく前述のラストシーンに繋がっていきます。
紆余曲折幸福やら葛藤やら別れやらを繰り広げ、サッパリとしがらみから解き放たれたアイコの清々しい心が、"夕陽"に彩られているというのも良かったですね。
希望の朝陽よりも、先のわからぬ夜に至る最後の灯りが彼女を祝福するのは、これからの道のりが決して楽なものではないと暗示させるかのようです。


ということで、『よだかの片想い』レビューでした。
ティーチインでは、
・脚本から撮影になって良かった点
・城定氏の脚本をどうやって料理したか
・アザの描写の比重の起き具合・バランスへの苦心
・飛坂という男をどう描くか
等の質問への回答があり、大変興味深く拝聴いたしました。
邦画の青春恋愛映画って、色々と情緒面で理解不能な事等が多く普段は殆ど見ないのですが、たまに見る素人目線ではとても良かったと思います。
恋愛映画強者の方のご意見は、公開後にレビュー等読ませていただき勉強していきたいところです。
ご機会あれば、是非ご鑑賞ください!
泉くん

泉くんの感想・評価

3.0
アザくらいでは松井玲奈の可愛いさが全く霞まないので、トラウマとかコンプレックスなどが全然伝わらないよ
she

sheの感想・評価

5.0
鑑賞し始めて数分で「あ、この映画好きかも」と直感的に感じて気づいたら大好きな作品になっていました。題目としては重みがあるかもしれないけれど、最初から最後まで不思議と爽やかで晴れやかで美しくてとてもとても素敵な作品でした。特にラストシーンがすごく好きでした。
Mika

Mikaの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます


どこか何か欠けている人間は、
どこか何か欠けている人間にしか
愛してもらえないのだろうか

成長していかないといけないのだろうか

"ふつうに幸せになりたい"
と、なんでだろう、
そんな言葉が頭の中に強く浮かんだ

コンプレックスを個性にするも傷にするも
自分自身なんだけど、
そんなに強くなれるものなのかな

原作も大好きだし、
映画も澄み切っていてとても美しかったけど
"幸せ"と向き合う度に迷子になってしまう
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