生まれつき顔にアザのある主人公。
主人公のことを映画にしたいという映画監督が現れる。最初は断っていてが、だんだん恋仲になり、映画化を承諾して、、その恋模様を描く作品。
美しい。
繊細に描かれるんだけど、登場人物が何を考えてるのかすっと心に入ってきてすごく見やすい。最後の潔い決断と、化粧。素晴らしい。
自分のことをまるっと受け入れてくれるかもしれない映画監督、でもほんとは映画にしか興味ない。まるっとなんて受け入れてもらえないことに気づく。
それから、まるっと受け入れてもらう必要なんてない、にたどり着く。
なんて綺麗なんでしょう。
「全部さらけ出して受け入れてもらう必要なんてないでしょ?ひとは裸で生きる動物じゃないんだから」
響く。最後のダンス、光に包まれてた。