このレビューはネタバレを含みます
オープニングは
地球へ飛来する彗星
カメラは蚊やハエ 昆虫たちへ
そして
人の肌から侵入していく微生物
エイリアンに静かに侵蝕される
人類………
それに気付いた元特殊工作員の
マリクは
人間に紛れ込んだエイリアンから
息子たちを救う為に
離婚した元妻とその夫の家に行き
幼い息子二人を連れ出し
逃走の旅に出る
…………………………………………
かなり早い段階で
事の真相が分かって来る
そしてそこからの
父と子のヒューマンドラマが
切ない
父親としての誇り
男としての意地
幼いなりに父を守ろうとする息子
ひたすら父を英雄視する息子
弱さを弱さとして受け入れ
救われようとするラスト
戦争によるPTSD
こんなお話だったのか…と
ビックリ！
テイストは全く違うけれど
『足跡はかき消して』（2018）
と同じ 問題提起
リズ・アーメッドが素晴らしい
