ゆき

キリング・オブ・ケネス・チェンバレンのゆきのレビュー・感想・評価

4.5
社会派作品。実話レベルのほぼドキュメンタリー風。ただの誤作動から警察の武力行使で…。
もうふつふつムカムカしかない。
知っておかなくてはならない事実。

2011年の出来事。黒人、老人、病気、居住地…などの差別から引き起こされる。
補聴器の音がキーンと頭をつんざく。
辛かっただろうなと思うといたたまれない。
唯一、元中学教師の警官は彼の特徴を理解し、接しようとしてくれていたのに。大きな組織にのまれる社会と大口たたく人の意見が通りやすい現実。

もっと人間は考えなければならないと痛感。
2020年ジョージフロイドさん事件だけでないこういう表に出てこない事件も多いって事。
以前観た『デトロイト』も実話ベースだった。
ゆき

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