のんchan

この世の外へ クラブ進駐軍ののんchanのレビュー・感想・評価

4.0
2004年公開ですので16年も前の作品になるのですね。
今日はオダギリ・ジョーの未観作品をマイリストから鑑賞しました。
監督・脚本は阪本順治。2020.4月公開の『一度も撃ってません』も楽しみにしています☆


昭和22年、戦後の東京。
生きるため、食べるため、それしか出来ないとか、色々な思いで集まった若きバンドマン達。
ジャズを通して深まる仲間との友情、更には米兵とも心を通わす友情。

阪本監督だけあり、時代考証もしっかり捉え、戦後の日本の貧しさをリアルに仕上げています。

キャストの面々はさすがに皆若い。
オダジョーのマジのドラムが見れます。(しかしオダジョーってカッコよくて、音楽が出来てサッカーも上手いんですよね?マルチな才能で天は二物も三物も与える人には与えますね?f^_^;)
萩原聖人はサックスをモノにして歌もなかなか聴かせます♪

2004年は『半落ち』や『世界の中心で、愛をさけぶ』など優秀作品が軒並みでしたので、賞取りが難しかったのかも知れませんが、なかなかの秀作だと思いました。
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