久しぶりに頭から終わりまで飽きずに観ることが出来た映画。
ずっと引き込まれる魅力は何なのか。
ストーリーももちろん良いのだが、カメラワークがめちゃくちゃ良いように感じた。
単純に美しかったし、各キャラクターの魅せ方の上手いカメラワークだった。
“高齢者の売春”だけ聞くと我々若者や高齢者ではない世代からすると『？』となるかもしれない。しかしながらこの映画はそこじゃない。
メインテーマは売春でありながら、今のこの社会に痛烈にボディブローを打ちまくっている。
むしろ若者の方が喰らうのではないだろうか。
なんだか気味が悪い。(良い意味で)
この物語は主人公や登場人物同様、
行き場のない話。
