がんつ

猫は逃げたのがんつのレビュー・感想・評価

猫は逃げた(2021年製作の映画)
3.6
《内容》
猫の引取り手を決める話し合い
の最中、猫が逃げ出してしまう。
それを機にこじれる恋愛映画🎦

《詳細》
監督は今泉力哉。脚本は城定秀夫。
【L/R15】というコラボ企画映画で、
監督と脚本の立場を逆転した作品で『愛なのに』がある。

《感想》
夫婦喧嘩は犬も食わないのだとすれば、猫は逃げるのかもしれません。そんな映画です。笑
シチュエーションがとても面白くて、実際に猫がかすがいとなり、別れられない彼氏彼女や夫婦がいるのではないか?って思います🤔

先攻が『愛なのに』後攻が『猫は逃げた』という形になりましたが、私が思うに先攻が逃げ切り勝ちの印象でした。
この差は“ 男性陣の魅力 ”ではないでしょうか。
本作の男性陣は、優柔不断な上に魅力度が低かった気がするなぁ。
その一方で、女性陣はとても魅力的でした!奥さんとしても魅力的でしたし、浮気相手としても...😏

同じく今泉力哉監督作品の『街の上で』『かそけきサンカヨウ』が連続して小綺麗な内容に仕上がっていたので残念に思っていました。
しかし、本作は『mellow』のユーモア感や『愛がなんだ』のキャッチーな描写が復活していて、めっちゃ嬉しいです‼️

あと一本。
あと一本でいいので『アイネクライネナハトムジーク』のような、心に突き刺さる恋愛映画を待ってます☺️

本作は本当に、良いものでした!
がんつ

がんつ