Yuri

雨を告げる漂流団地のYuriのネタバレレビュー・内容・結末

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)
1.2

このレビューはネタバレを含みます

オリジナル作品なのかな?前作「ペンギン・ハイウェイ」が森見作品でしっかり考察出来る内容だったのに比べて、本作の中盤までどこかで幾度となく見たことのある漂流生活が繰り広げられているだけで相当眠たくなりました。しかも、アニメだから違和感ないと思っているのか、それ落ちたら即死だなとか水泳選手じゃないとこの距離は戻ってこれないよなとか、そんなに語尾伸ばして叫ぶ奴いないだろとかアニメゆえの不自然さが悪目立ち。いやいや、観覧車に団地は引っ張れないでしょう(爆)それもこれも「ペンギン~」で成功したスタジオコロリドというプラスイメージからのスタートだったから余計にがっかりです。小学6年にしては幼すぎるレイナの我儘っぷりとか、この手の作品に必ず出てくるキャラだけにうんざりでした。設定、4年生くらいにした方が良かったのでは・・・。子どもたちがやっと生死を意識し始めてからは結構グッとくるシーンもありましたが、現象の考察ができない甘い作りが気になって、現実に引き戻されちゃうというか。お化けは主説はおーなるほど(笑)と思いました(^^;) 主、自分なんでここにいるんだろう?って思い続ける設定辛くないですか?(爆)ひと夏感は満載で映像も大スクリーン向けで良かったですが、もう少し幅広い年齢層が楽しめるように作って欲しかったです。
Yuri

Yuri