東京国際映画祭2021その⑩
暗黒の村へようこそ。
「ジャッリカットゥ」の監督による全く洗練されてないインド版「ミッドサマー」というかマラヤーラム版。
ある犯罪者が潜伏するという山奥の村チュルリへ潜入捜査をする刑事2人。
しかしその村は人知を超えた場所だった。
犯罪者や訳ありの人々が集まった村で送る日常系映画。
だけど村人達が奇人変人祭りなので見てて笑える。
しかし夜毎に起こる怪奇現象は夢か現か幻か。
それに翻弄され、おかしくなっていく刑事達。
同時に観てる側も混乱してくる。
終盤はもう下手なホラー映画よりホラー。
あっけらかんと恐ろしいことを宣う村人達に戦慄😱
そこからの展開はさすが「ジャッリカットゥ」の監督としか言いようがない不条理感と意味不明さ。
おそらくオープニングで語られた神話か伝説をなぞっているんだろうけど、訳わからん!
でも訳分からんのに面白い!←「ロボット」?
序盤でちょっとウトウトしちゃった上に最前列で見づらかったのもあったので、ベストな状態でもう1回観たい!
なんなら「ジャッリカットゥ」ももう1回観たくなってきた!
この監督の世界観は賛否両論ありそうだけど、なんかクセになる。
ガチで一般上映&パンフ作って欲しい…
なんだか寝ても醒めてもチュルリのこと考えちゃう…