マリオ、見てきました。
・子供の頃からマリオを遊んできた身としては、やはり見ずにはいられない。今までゲームの中でしか見てこなかったマリオを今回改めて映画で見て、初めて人格というものが伝わってきたような気がしてそれはとても良かった。(マリオにも親とかいるんだな…)
・ルイージという存在は、今までは正直ただの色違い(ジャンプ力高い)程度の認識だったけど今回ははっきりとちょっとあれなキャラとして描かれていて、兄弟を見る目が少し変わった。マリオがブラザーズとして固執している理由・兄弟愛というものに、思わず涙。ストーリー的に一番良かった点。
・ピーチが、子供の時に見てたらちょっと惚れてしまうくらい可愛かった。今時プリンセスであれって、ポリコレの真逆をいってません?さすがJAPAN。DKも良いキャラしていてあれだけでシリーズ一本作れそう。
・ストーリーに関してはさんざん言われていることではあるけど、本当に薄味。任天堂のコマーシャル・PRを立て続けに見せられているような箇所もあり、展開といえるようなものはあるがそのほとんどが唐突で、味はほぼしない。続編に関して無限の可能性を秘めた映画ではあるが、これがずっと続くとなると…
・はっきりとした子供向け作品。それは決して悪い意味ではなく。「かつてマリオを遊んでいた大人たち」ではなく「今の子供たち」に向けて作品を作っているからこそ任天堂は強いのかなと思った。アニメ・ゲームに関して目が肥えてしまっている日本の(大人の)ファンからしたらちょっと物足りないかもしれないけど。子供と親が一緒になって楽しめるコンテンツというのは、今の時代貴重だなと。