3D上映に対応しているスクリーンでなぜか2D吹替しか上映していなかった。ドルビーアトモス版も2D版しかないのも不満。
全国的にドルビーアトモス版は2Dしかないらしいが。
ハリウッドは1993年に怪作と言っても良い実写版を作った前例があるので本作の不安が大きかったファンも多いことだろう。
しかし、この3DCGの本作に至ってはそんな不安は不要だった。
ゲームの世界観をそのまま再現し、まるでゲームを映画館で楽しんでいるかのような完璧なアトラクションムービーであった。
上映時間も1時間34分と観やすく子供も集中して鑑賞できる娯楽作。
『レディ・プレイヤー1』を意識したかのような80年代の音楽を多用し、そのBGMが没入感を与え、『スーパーマリオカート』をヒントに虹のコースで個性豊かなカートのカーチェイスは完全に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』であった。
今の時代、子供に『マッドマックス』をみせるわけにはいかないが、本作なら充分に見せられる。
続編も匂わせる終わり方。エンドロールも席を出ないで最後まで見ること。
そいうえば、あいつが出ていなかった？
