ヒムロ

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのヒムロのレビュー・感想・評価

5.0
ブルックリンに住む兄弟、マリオとルイージは配管工「スーパーマリオブラザーズ」を開業したが軌道に乗っていなかった。
そんなある日、街の地下深くに不思議な緑色の土管を見つける。
近づくと吸い込まれ、ルイージは暗黒の雷雲の中へ、そしてマリオが目を覚ますとそこがキノコが歩きキノコが咲き乱れる国「キノコ王国」だった。
弟を助けるため、キノコ王国のお姫様であるピーチと共に打倒大魔王クッパの冒険が始まった。


ともかく最高に次ぐ最高すぎて感想がない。
Filmarksに何を書けばいいのかが分からない。
この映画は何のメッセージ性も無く、ただ楽しいだけ。
いや「ただファンを楽しませるだけ」な90分の最高のエンタメ作品だ。
作者の意図とか政治的なメッセージとかは何もない。
ただただこの約38年間、マリオを愛してくれた人々への恩返しであり、そして映画という新たな舞台で始まる新作の一歩であった。

アイテムや音楽だけでなく、時には背景にまで小ネタを仕込が仕込まれており、レディープレーヤー1を見ているときのあの楽しさを煮詰めた物がある。
配信されたらネットを見ながら周回することは必至だろう。

設定に関しては「そうだったの!?」と思う設定もあるかもしれないが、マリオシリーズ自体がスターシステムみたいな作品なのでこれは映画の独立したバックボーンだと解釈するのが良いと思う。

個人的には続編候補としてサンシャインやギャラクシー、マリオストーリーやペーパーマリオ、そしてルイージマンションにも期待したい。
ヒムロ

ヒムロ