万人受けの映画。
俺たちはスーパーマリオのゲームに手触りの良さを求めているだけであって、キャラがすげ替えられたゲームでも問題なく楽しむわけだ。
キャラクターがマリオだからプレイするわけじゃない。
そこでこの映画はマリオのオリジンストーリーを描くわけだが、そこだけがあまりにもありふれた表現でたくさんだ。
アクションパートの2Dのライブ感やカートチェイスなんかは目を見張るものがあるし、随所に散りばめられた"ファンなら嬉しい小ネタ"(マリオのファンじゃない人なんて存在しないが)。
しかしそれ以外は空虚という他ない。
通りでTwitterで"これが俺が見つけた小ネタおじさん"がいっぱい観測されるわけだ。
そこしか楽しくねえんだもんな。
