アニメーションCGがゲームの映画化することにおいて時代が追いついたと感じる理想的なゲーム映画化作品
原作マリオの魅力を一切崩さずMCUのようなもはやヒーロー映画とも言える本作単体のクオリティの高さ
ピーチ姫がクッパに攫われて助ける誰でも知ってる展開ではなくそこをルイージを救うために強めなピーチとキノコ王国世界初心者のマリオがキノコで強くなったりフォームチェンジのロジックを理解しながら成長していくマリオの成長要素をうまいこと描いていた
スーパーマリオブザラーズからスマブラを経て攫われるだけが取り柄じゃないピーチ姫のスマブラ寄りのキャラクター像は現代的ヒロイン像で良いしその分話も「はいはいいつもの展開ね」ってならずに済んでる
マリオを語るに外せないドンキーコングはじめドンキー族の活躍は良きだしドンキーのキャラも調子の良いゴリラで好き
クランキーコングとかディーディーとかイースターエッグ的な要素も豊富
お馴染みのマリオブラザーズに加えてみんな大好きマリオカートの要素もちゃんと入れてるのがツボを抑えてる
マリオカートのシーンはさながら「マッドマックス怒りのデスロード」のようだしもっと見ていたいと思うほど
クッパとの対決シーンはスマブラになりすぎず原点回帰マリオアクションのようで気持ちが良い
マリオがキノコ王国ではなくて普通にブルックリンで配管工してるイタリア系として描かれてるリアル寄りの設定はかえってマリオ達を含めた成長ドラマ&ヒーロードラマ的カタルシスをちゃんと引き出してるしあれが映画オリジナルの要素であるなら映画として大正解
このマリオ映画がゲーム映画作品の内容と興行的に成功作品なのは間違いないしこれからのゲーム原作映画の教科書的な作品になるであろう!