このレビューはネタバレを含みます
イタリア系移民2世のマリオ。
マリオの家族は"hello"を「エロー」と発音していたり、作成したCMの自分のアクセントを気にしていたり、自宅では祖国の伝統料理が出てきたり…
吹き替えで見てもこのくらいの情報量はあるけど、字幕で見ればよかったな〜と思った部分多数…!
大手から独立して自分で事業を起こしたいマリオ 対 大手にしがみついていて方がよいと思う家族
祖国の伝統料理を勧める家族 対 それがもはや口に合わないマリオ
そしてマリオはそれに居心地の悪さを感じ始めてたりして…everything everywhere all at onceを観たてなのもあり、アメリカでの移民1世と2世の問題も描かれていた。(けど、かなりさらっと描かれてるので、社会問題が織り交ぜられているように感じない人も多いかも。)
また、ピーチは国を統治し、自ら他国に交渉に向かい、戦闘力も高く、めちゃくちゃかっこいい姫だった!
映像自体は、小さな頃からマリオのゲームをプレイしてきた大人たちにも刺さる。ゲーム画面が楽しく映像化されていて、観てるだけでワクワクする。特にレインボーロードはときめいた…!放映後、ニンテンドーオンラインのマリオカート8が一気にランキング3位にまであがってたのは、これの影響もありそう。