セレぴた

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのセレぴたのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

・ゲーム「マリオ」では数々のデフォルメのお陰で気にする必要が無かった一方、映画ではその制限が解かれ目立った事実の一つ。二人の作業着が死ぬほど丈夫であるということ。明らかに煮えたぎってるマグマへスレスレまで近づいたり、そのマグマに浸かる物体と接触する程度じゃ、焼ける隙もみせない耐火性等。

・マリオだからこそ許される説明不足が映画のテンポを良くしている。

・クッパ、その指でピアノ上手いのは草。

・この映画の最大の良さは、常に画面が華やかで楽しいこと。物語よりも見栄え重視の映画。物語は脳みそを使わなくても観れるくらいには単純明快。基本的にはご都合主義で、マリオ以外が同じことをしたら完全に子供向けだけど、寧ろどの世代でも知ってるマリオだからこそ万人受けに昇華できてる。

・ディクシーコングが出てた!
いや〜、やはり世界一有名なゲームが原作だと強みのレパートリーが凄い。ほんと観てて飽きない。

・ジャングル王国が有する産業技術のギャップが凄まじい笑
ただでさえ文明的な印象が薄いのに、カートの整備シーンで「ジャングルなのに!?」と驚いてしまった。その上、近年のマリオカートでは欠かせない反重力技術の描写付き。まさかこういう形で世界観の整合性を取るとは考えてもみなかった。
でもいろんな物が浮いてるこの世界では、反重力自体はそんな珍しくないのかな?
それにしても密林×近未来すぎるけど笑

・演出満点!面白かった🤣