ダメだ...脚本がムリ過ぎる。
助けを待つだけでなく自ら乗り込む今っぽいピーチ🍑姫や、ドンキーコング、マリオカートと、観る側にどれか一つでも引っかかればいいやみたいに、ちょっと全部盛り過ぎやしませんか?
話の軸がブレ過ぎて、何の話だっけ?ってしょっちゅう迷子になり、何度も気持ちが離れました。
ゲームのスーパーマリオを1〜3まで遊んで離脱した自分としては、古い考えかもですが。
キノピオがブルックリンに来る
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ピーチ姫がクッパにさらわれたので助けに来て欲しい
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キノピオ、マリオ、ルイージ3人でクッパが待つ世界にやって来て、キノピオ指南のもとSASUKEみたいな場所で戦うためのトレーニングをする
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3D版のゲームの世界をトレースして、クッパを倒し、ピーチ姫を救う
と、1作目は、オールドドラえもん・ザ・ムービーのテンプレスタイルでよかった気がします。
で、強いピーチ姫やドンキーコング、マリオカートは、大魔境や小宇宙戦争、海底鬼岩城みたく、シリーズとして飽きさせない別のバリエーションで見せてみたいな。
ヨーロッパ企画の上田さんの脚本が楽しみで日本語版を観ましたが、作画ありきでストーリーは変えられないし、上田さんの力でもコレが限界ですよね...任天堂さんが大好きな上田さんにとっては、この作品に関われて至福の喜びだったかと思われますが。