マキッ

シン・ジョーズ 最強生物の誕生のマキッのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

シン・ジョーズとは何の関係もない
中華版サメ映画だった。この前中華版ワニ映画を観たが、似た雰囲気を感じた。
今回のサメは序盤に何の説明もなく陸地を泳ぎ出したぞ。中盤でミミズとの合成だからという種明かしが入ったが、ミミズと合成してもそうはならんやろ。ミミズである理由は多分陸地でサメ映画を撮りたかったからだと思うが、最後にミミズの弱点をついて倒したようなものなで、ちょっとは活かせてたから、まだマシだったかもしれない。
でも基本的には面白くなかった。サメを見失ったら背後に現れて、振り向いたら食べられるというシーンが何回かあったあたりとか。主人公が序盤の研究所のシーンで無双してて、小足見てから昇竜余裕でしたぐらいの反射神経でサメを避けていたあたりとか。銃が基本効かないとか展開が単調とか。割とサメ映画のダメな部分が詰められていた感がある。
でもキャラは個性があって良かったかもしれない。死んで良いやつと生きる人が分かりやすかった。弟は普通に好きなキャラだったし、ヒロインは美人だし、幼女は可愛かった。
プロローグで大量の生物が海に浮かんでいるシーンで、モブのおじさんが「哪吒が竜王を怒らせたか?」って言っていたのが封神演義のことだと理解できたのが、教養が増した感があってちょっと嬉しかった。
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