過酷な戦場のリアルを期待してたら、案外エンタメの劇映画寄りでかなり面食らいました。
実際の記事を基にしているということですが、戦闘シーンが起こる度に必ず1人誰か死ぬという、作られた物語感は否めません。
それから、敵もかなり普通過ぎるというか、戦闘シーンでの恐怖感もそこまで感じられなかったのも残念でした。。
ただ、普通の一般人だった主人公の青年が、一人前の殺人マシーンに変貌する物語と捉えると、中々に面白かったです。
最初からこっちで観るべきだったな。
それから、2001年のテロ以降、アメリカの数々の報復行為に対する考えが、アメリカ映画として描かれるのは大きな意味があるのでは無いかと思いました。『アメリカン・スナイパー』では、イラク戦争がどのように描かれていたか、もう1回確認してみたいです。
昔『ブラックホーク・ダウン』を観た時も、劇場で観たかったと思った記憶がありますが、本作に関しても、出来れば劇場で体感するべきだと思います。