モスル~ある SWAT 部隊の戦い~の作品情報・感想・評価

「モスル~ある SWAT 部隊の戦い~」に投稿された感想・評価

蛇らい

蛇らいの感想・評価

3.2
序盤と終盤の主人公の顔つきの変化が著しく、それだけで何が起こって何を感じたのかが雄弁に語られる。

ガンアクション視点でのカタルシスは抑制し、虚しさだけが残るような演出が20年代的。過去の戦争映画の名作と言われた作品群の、切っても切れない詩情的な語り口さえ戦争へ賛同に加担しているかもしれない。戦争映画のあるべき現在地がここにある。

緊張と緩和も上手く使いこなしている。意識を誘導する手腕も見事。
けぶお

けぶおの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ほとんどが戦闘シーンで緊張感がビリビリと伝わってきます。
呆気なく奪われる命が現実味を増してて良かったですね。
個人的にドローン爆弾や市民を容赦なく巻き込む戦闘が恐ろしかったです。

過酷な環境で過ごしたせいか、半日で主人公の性格がガラッと変わってしまい、終盤では覚悟ガンギマリ無双兵士となってしまいます。あまりの豹変ぶりに笑ってしまいました。
部隊の目的を目の前にした主人公の目付きは本当に主人公か?ってくらい怖かったです。

この作品には米軍賛美は無く、正義を掲げてるが故郷を破壊するだけで助けてくれない人に頼るより、自分等で故郷を守りたい人達の視点が見れます。とても新鮮で考えさせられました。
それは、家族をISに殺された者だけが入隊を許されるSWAT部隊—— 。

アメリカ映画だとは俄かに信じ難い程に、英語なんて一切聴こえてこないし、ハリウッドの有名俳優なんて誰1人出てこない。ルッソ兄弟がプロデュースという事に惹かれて鑑賞。

長引く紛争で荒廃したイラク第二の都市モスル。新米警察官カーワは身内をISに殺されたと告げ、ジャーセム少佐率いるSWAT部隊の一員に招き入れられる。十数名の元警察官から構成されるその部隊は、密かなある使命の為にISと戦い続けていた—— 。

はいー。これはかなりやばいー。
いきなり戦場に放り込まれるやつー。

風合いはドキュメンタリー。
ISによって廃墟と化したモスルの街が、現地ロケ?セット?CG?もう、頭がついていかない。

考えようとすると、目の前で手榴弾が爆発し、巻き上がる土煙で目の前は霞み、次の瞬間には耳を劈(つんざ)く銃撃音で思考がまとまらない。

そう、本作の主人公カーワと共に、僕らは訳も分からずSWAT部隊と行動を共にし、否が応でも壮絶な戦争をバーチャルリアリティの如く追体験させられる。

実に呆気なく、SWATのメンバーが1人、また1人と命を落としていく。

その、呆気なさが、あの地で起きている現実なのだと思う。

カーワが、死線を乗り越えていく度に(それはあまりに短期間だけれど)、戦士の顔付きに変わっていく。

演技だとか、演出だとか、
そんなものは微塵も感じなかった。

僕は映画を観たんじゃなくて、現実を見たんだと、劇場を後にする時、我に返ってふと思った。
戦場での緊迫感が半端なく伝わってきた。命が無くなるのが呆気なさすぎるし理不尽だ。そんな中でもスワット隊のミッションの中身には泣けた。

劇場5本目
【カッコ良さじゃない〝戦争映画〟ストーリーテンポがやや単調】

・タイトルのSWATはアメリカのソレではないので注意
・いわゆるシールズとかデルタとかが出てくる、カッコいい戦争映画ではない
・むしろカッコ悪さと人間臭さを抱えながら戦うイラク人兵士を描いた、リアル戦争映画
・ISのことなど基本的な前提知識ないと追いつけないかも?
・リアルな分、作品の抑揚はなく、平板な作りではある。途中飽きがくるかも
ごめんなさい。爆睡でした。
今回はずっとあの状況下にはいられない、逃避モードかもしれない。

2021年254本目
家族をISに殺害された人たちで構成された部隊。そんなものが実際あったことに驚きました。

激しい銃撃戦やドローンを用いた戦闘など緊張感の絶えない映画ですが、個性豊かなキャラクターの描き方が重い題材のなかにエンタメ的な軽やかさをもたらしている気がします。娯楽性と社会性の絶妙なバランスは、ルッソ兄弟が得意とする領域でしょうか。

気になったのは、部隊の目的を「オチ」として隠しておく必要があったのかというところ。たしかに謎があることで興味を惹かれる反面、隠すほどのインパクトはなかったように思うし、無理にドラマチックにしたのではないかと穿ったことを言いたくなってしまいます。

ヒリヒリとしたリアルな戦場と、隊員たちの束の間の交流が呼び込むドラマだけで十分魅力的だと思ったので、個人的にはそこに仕掛けは必要なかったかなあと思いました。

このレビューはネタバレを含みます

絶対、映画館で見た方が良い!前、後、横からと銃声が鳴り止まなくて、私の後ろ斜め席の人、撃たれたんじゃない?と錯覚するほど。映画館の天井から弾が突き破ってくるんじゃないかとも思った。見ているこちら側が銃を持たされ、現地に放り込まれるので、体力消耗した!

アメリカの映画とは思えない、イラクの映画にしか見えない。言葉、空気感、迫力、すべてリアルなのだ。主人公も観客も、目的を知らないまま少人数のSWAT部隊に入れられる。進めば進むほど、激しい銃撃戦!自分が正気なままでいられない状態で、それでも進まないといけない!

主人公の表情が次第に変わっていく。特に後半の目が凄くて、これはぜひ見て欲しい〜!!
あの目でどんなことを思って、ラストあの一言を言ったんだろう…!
この映画は、1日の出来事なんだけど、いろんなことが起こり過ぎて、なんて緊張感のある長い1日なんだ!

自分ならここに放り込まれたら、どうするだろう。仲間を、そして自分の命を守ることができるかなぁ。とにかく、迫力がすごい!ニュースで見ていた映像の先を、私は全然見ていなかったんだなぁ。
※note記事の転載です。

元々、Netflixの映画?ドラマ?とのこと。

だからこそ描ける世界…可能性ってあるなあ

何が善で、何が悪か…なんて見方で変わる

特に案外ISだのなんだのも…始まりは勘違い?

人類、仲良くできんかね、、対コロナ!でさぁ!
紫式部

紫式部の感想・評価

3.6
イラクに実在するSWAT部隊の、ISとの必死のゲリラ戦と、その裏に隠された真の任務の遂行を描いた戦争アクションドラマ

舞台となったモスルは、イラン第2の都市ですが、長引く紛争で荒廃してしまい、それでも人々は生活している、その現実に言葉がありません

平和が普通である事に感謝しかない
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