このレビューはネタバレを含みます
イラク第2の都市モスルでダーイッシュと
闘いながら既に破棄された任務を
遂行しようとするSWAT達の話。
全滅したと思われていたモスル出身の
精鋭警察官からなるSWATチームが、
助けた新人警察官をスカウトして始まって
行くけれど、何の特殊訓練も受けていない
ヤツ使えますか？とちょっと疑問も…
彼がキーマンになってくるんですよー。
新人カーワの問いには答えず、存在が
バレたら軍法会議にかけられるという、
命令を無視した任務とは何なのか、
全員親族を殺された経験を持つ部隊の復讐劇？
任務の為に猪突猛進とはならず、
道すがら子供を助け、市民を助け、
仲間に気を配り、町の再建を望み、
ゴミを片付けと律儀で人情派な隊長が命令無視。
戦闘のたびにメンバーを失ったり、
必ずしも行動が上手く行かなかったりと
リアルな攻防も見どころもたっぷり。
そしてチームの目的とそこで繋がる絆が
みえた時の感情は、戦争映画では
なかなか味わえないものだった。
