ブギーナイツ以来、フィリップ・シーモア・ホフマンが大好きだった。
繊細で、物静かで、知的で頭脳明晰な感じ、でも不気味で、不細工なようなかっこいいような、唯一無二の素敵な俳優だった。
だから亡くなったときはショックだったけど、亡くなってから8年、ブギーナイツから25年のの時を経て、ブギーナイツの監督がフィリップ・シーモア・ホフマンの息子を主役に映画を撮った…もうそれだけで観る前から泣けてきてた。
見た目はもうお父さんそっくり。
ぽっちゃり体型にムクッとした顔、少なめの髪の毛…イケメンとは程遠いのに、なんて魅力的なの！
目がキラキラしていて、本当に魅了された。
自信満々に10歳年上の女の子にグイグイ行く感じ。
設定ではまだ15歳なのに、ビジネスに繋がる何かをいつも探してる感じ。
子役をやってるけど、別に俳優に興味があるわけじゃない、弟たちと楽しくお金を稼ぎたいと動くあの感じ。
いつの間にかその仲間に入りたくなる10歳年上の女の子。
疾走感があって、普通の毎日が輝いてる。
朝起きた時に、今日は何が起こるだろう？とワクワクした若い頃を思い出した映画だった。
音楽も○
