初めて見た。もう21年前とからしいがあの頃はぼろくそ忙しくて。
先行ということで席があるか不安だったがなんとか。最近は最後方でハナクソほじりながらぼんやり眺めるつまらないものばかりだったので、ちょっと気合い入れて前目の席で。
見始めた途端もっと後ろにしとけばよかったと気がついた。そういえばこの監督は、、キングダムを思い出してしまった。ウドキアもちょっとでてた。
あとアブルッチがいい人の役だったので驚いた。
オリジナルを知らないから4Kリマスターがどれほどのものなのかは判断難しい、、が印象としては、頑張ってるけど驚くほど美しいとは言い難い、というかんじ。
三、四十年前の古い映画のように見えてしまっていた。何をもとにしてリマスターしたのか知らないがたぶん元が悪そう。
アップだけは良いがロングはぼけぼけ。
横の動きも酷い。
このリマスター版が悪いのか新ピカの映写が悪いのか、元々そういうものなのか、もしくは自分の目が悪いのか。。
ミュージカル箇所の色味もデジタル臭が。
まあこのわかりやすい色彩だったからこそ
最後から2番目の曲のための色だったのか、というのはわかった。
鬱とか救いがないとかいうけどこの監督だとわかって見ていればそれほどでもない、どころかラストには救いがあったような。
予告はこの劇場で見ていたができれば見たくなかった。いいところでつぎのセリフがわかってしまったのはなんとも。まあこれに限ったことではないが。
あともう一つ。上映前に配られていたチラシみたいなものに著名人コメントがズラリならんでたのだが、軽くネタバレコメントもあり見ないようにしていたのに目の端に入ってしまった。誰もが知ってるはずの作品なのだからまあ仕方ないのかもしれないが。。
映画については、、泣きはしない。けど滲んでいたかも。震えたところも。