このレビューはネタバレを含みます
正直グッとくるものはありませんでした。映画の主題はコミュニケーションの不在でしたが全体的にセリフで説明しすぎな印象。ついでに言うと意図的に方言をなくしていたように思いましたが、東京と滋賀、都会と地方という舞台装置の強度を下げている様に感じました。そんな事考えていると後半のネタバラシの辺りで聞き逃してオチがわからなくなると言う失態。
携帯の着信が怖いという設定も効果よりも粗の方が目立ってしまって勿体なかったかなと思います。
ただ挑戦に満ちた映画というのは間違いないので、今劇場で観るべき映画かなともおもいます。