刑務所に収監中の余命僅かの母親を釈放させるべく、息子達は悪事に手を染める。しかし捜査の手も迫って来て徐々に追い詰められていく。豪華キャストで贈るアメリカ製のクライムスリラー。
かつては次世代のスターと称されたジョシュ・ハートネットさん。「キャッシュトラック」では非常に残念な扱いで、「え…こんな扱いされるまでになっちゃったの」と思いましたが、本作ではまだまだ主役をやれる所を見せてくれました。
ジョシュ・ハートネットさん、フランク・グリロさん、メリッサ・レオさん、ウィリアム・フォーサイスさん、ソフィア・ハブリッツさんと豪華なキャストを揃えているものの、単純に物語が面白くなくて豪華キャストの無駄遣いに見えてしまう。
主人公家族がクズでその交友関係もクズなので感情の乗りようがなくて、計画に行末に何ら興味を惹かれずツラい…。
計画も行き当たりばったりのようで締まりがありません。終盤の銃撃戦だけが個人的には見所でした。
犯罪一家でも絆はあるという事を描きたかったのでしょうが、クズ一家にどうしても肩入れ出来ず残念なクライムムービーでした。
