2024/03/10視聴、ゲオレンタルDVD
ゴッドファーザーいよいよ最終章。
配信されていないので、ゲオでレンタル。
PartⅡから少なくとも20年以上経ったマイケルと家族の話。
妻ケイは去ったが、子供たちは自分の手元に置いて「家族」「血」にこだわりながら、真っ当な生き方を考えるマイケル。
過去に自分が稼業（裏社会）と一線を引いていたのと同様に、理由は違えど息子がマイケルから離れていく。
最後に後継者として、兄ソニーの子供ヴィンセントを指名するが、これも「血」が唯一の選択だったと思うと、なんだか悲しい。
ヴィンセントの幼少期も知らず、ただソニーの子供というだけ。
マイケルは「家族」「血」にこだわりながらも、受け継いだ血（親、兄弟）には家族を守るという名目で冷徹な決断をしてきたと思うが、自分の血を継いだ者に対しては、「家族」「血」には熱い血が流れていたと感じた（親ばかなのかもしれないけど）。
最期があまりにあっけなかった気もしたが、最期は「独り」であったことが「家族」「血」にこだわったマイケルの最期にふさわしいような、家族に見守られて・・がよかったような・・・
「血」にこだわったマイケルが唯一「血」を超えてこだわったのがケイだったことは、マイケルが愛することを知っていてくれて良かった。
もし、ケイを本当に失うシナリオだったらどうなったんだろうと少し気になる。
年老いてもサングラスがサイコーに決まってるアル・パチーノ、ステキだった。
余談：タリア・シャイア、急遽出演になったらしいソフィア・コッポラと血縁を出演させたコッポラ監督が最も「血」にこだわってるのかもな。
さぁこの後、再編集版も楽しみです。
